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題名

こころの湯(1999) /洗澡

監督

 チャン・ヤン　Zhang Yang

出演

出演： チュウ・シュイ　Zhu Xu 　　 プー・ツンシン 　　ジャン・ウー

スタッフ

製作： ピーター・ローアー 　脚本： リュウ・フェントウ 　　チャン・ヤン　Zhang Yang 　フォ・シン 　　ティアオ・イーナン
ツァイ・シャンチュン　　撮影： チャン・チェン 　　編集： ヤン・ホン・ユー

製作国/年

 製作国 中国

時間

92分

製作／配給

公開情報 東京テアトル＝ポニーキャニオン
初公開年月 2001/07/07

備考

ＤＶＤ、ビデオ

スト-リ-

《公開時コピー》心の芯まであったまる……。
「スパイシー・ラブスープ」でデビューを飾った新鋭チャン・ヤンが、今までの中国映画とは全く違う斬新な描写で親子愛を描いた、1999年トロント国際映画祭国際批評家連盟賞受賞作。主演はＮＨＫドラマ『大地の子』で日本人孤児の養父役に扮したズウ・シュイ。
　北京の下町で銭湯「清水池」を営むリュウは知的障害のある次男、アミンと共にそれぞれにリラックスした時を過ごしてくれる客人たちとふれあいながら満足な日々を送っていた。そんなある日、ビジネスマンの長男、ターミンが突然帰郷する。ターミンはアミンから届いた葉書から父が倒れたのではないかと心配して帰ってきたのだった。しかしそれは取り越し苦労で、元気な父の姿を見て安心したターミンは翌日、アミンを連れて帰りの航空券を買いに町中へ行く。ところがほんの少し目を離した隙にアミンはどこかへ消えてしまい……。
感想 「かえちゃん」さんより　2004.01.29
朱旭さんと姜武親子が実にいい！　毎晩恒例のお楽しみである“かけっこ”をしているふたり、湯船につかりながら息子が背中を懸命にマッサージしてくれているときの幸せそうな父の表情、心がジーンと温かくなり、思わずにこにこしてしまいました。
あかすり・マッサージ・ひげそりなどしてくれて寝るも好し、おしゃべりするも好し、お茶をのみながらコオロギ遊びをするも好しのおなじみが集う憩いの場　──こういう銭湯に中国で暮らしていたら毎日通いたくなるでしょう。
嫁ぐ日前日の農村の娘さんやチベットのおばあさんと孫のお風呂にまつわる話の場面切替や悲しみの後、兄弟で見入ってしまうテレビ番組など挿話と挿画のタイミングが絶妙です。
中国の人々が大好きな“オーソレミーヨ”。おめでたい席でよく聞きますが、二明が声高らかに歌っていたのは、哀悼と無意識ではあるものの未来の自分への応援歌なのでしょう。
家に帰ったら、朱旭さんが居て「おかえり」って声かけてくれたら癒されるだろうなぁ

おすすめ

 ★★★★