北京編③ 胡同と四合院　2005年4月

■胡同
胡同は、古き良き時代の北京の街並みで伝統的な民家、横丁のこと。元・明・清の三代
の王朝に築かれ、以前の北京は概ねこうした胡同で形成されていたそうです。
現在は再開発が進み次々と取り壊されています。その中で輪タクで胡同めぐりの観光コー
スが有ります。観光地区には、沢山の輪タクが並んでいます。
かなり歴史を感じさせる建物や路地が繋がり、そこでは下町の生の生活を垣間見ることが
出来ます。
正直、美しい観光地では有りませんが、歴史と生活感が味わえ、そしてどこか昔懐かしい
雰囲気を持った場所です。生活区域ですから勝手に他人の家に入るのはよくないので、
先ずは輪タクでのんびり巡るのも便利で楽しいと思います。

輪タクは沢山客待ちしています。価格は交渉次第・・

輪タクはスピード出した時はちょっとスリリングです

こんな感じで古い胡同を周ります。

屋外の床屋さん発見

胡同は輪タクで周った後、翌日に歩いて周りました。再開発は進んでいる
ものの保存地区以外にも市内のあちこちで見かけました。今後益々減って
いくのが残念です。

■四合院
四合院は、中庭を囲むように東西南北にそれぞれ棟が配置されていることから
こう呼ばれ、その建築様式は左右対称が基本で、社会的地位によって軒の高さ、
広さが細かく制限されていたそうです。
昔ながらの四合院も少なくなっているようですが、中国アンティーク家具好きの
私としては大変興味ある建物でした。

四合院造りの建物を何箇所も周りました。

残念ながらそれぞれの写真がどこのものかわからなくなってしまいました。

本当は四合院造りがわかるものに
したかったのですが、表現できず
残念です。また次回に・・・

現代造りの四合院もありました

街の少し路地に入るとこんな感じ。かわいいワンちゃんの番犬？