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烏鎮。異民族の金に攻められて、１１２７年、杭州を都とする南宋が建てられた。
その時に北宋を脱した文人や官僚の中に烏鎮に逃げたものがいた。裕福で教養
の高い彼らのお陰で烏鎮は卯建を構えた商家や茶館が並ぶ華やかな集落となっ
たと言われています。ここは上海人に最も人気のある水郷だそうです。
烏鎮は、観光地化された水郷テーマパークみたいな感じでした。
それぞれ区画ごとに見どころがや土産物やが整理され、散策コースも整備され、
水郷古鎮を観光地として安心して見て周れる水郷です。ただ、周荘ほど商業化
は進んでいません。
上海から観光バスで２時間ちょっとの距離です。上海体育館から出ている中国人
向けのガイド付（日本語・英語通じません）観光バスを利用しました。
長距離の為、途中のサービスエリアで休憩が入ります。
上海から高速道路をひたすら走りますが、窓の外に広がる江南の農村風景は、
上海市内の喧騒を忘れさせてくれます。